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第三十三話⑰ ※※※

Auteur: 三木猫
last update Date de publication: 2026-06-15 16:44:13

私と葵お兄ちゃんは一階へ上がる階段を見つけて戻って来た。

「鈴ちゃん。どうする?」

「一先ず樹先輩が調査してない所を見ておきたいの。葵お兄ちゃんはどうやってここまで降りて来たの?出来れば四階に行きたいんだけど」

「え?僕?僕は」

と言いながら指さすのは玄関。

どゆこと?

「ふみ?」

言っている事が解らなくて首を傾げたら、手招きされた。

そのまま付いて行って、葵お兄ちゃんと一緒に外に出ると自分達が実は随分低い位置にいる事に気付いた。

「私と樹先輩が四階だと思ってた場所は、一階だった?」

「そうだね。で、僕がどうやって来たかって言うと」

葵お兄ちゃんの指さす先を見るとそこには何本かのカーテンがきつく結ばれて一本のひも状になり四階の部屋の窓からぶら下がっていた。

「え…?葵お兄ちゃん、もしかしなくてもあれで降りて来たの?」

「そうだよ。一応、僕も最上階を探索してみたんだけど、特に目ぼしい物はなくて。鍵がかかっている場所もあったからね。もう面倒になって窓から行った方が早かったんだ」

「…流石葵お兄ちゃん…」

あの高さから降りてくる勇気、私にはないわ。

「それで、鈴ちゃん。どうするの?登ってみ
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